和菓子店や製麺所、食品加工会社などでよもぎを扱う事業者の方へ。
「ニシヨモギ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。本土で一般的なよもぎとは異なる特徴を持つ、沖縄で育つよもぎの一種です。このニシヨモギは、その香りや色合い、そして利用価値において、事業者の方にとって新たな可能性を秘めています。
この記事のポイント
- ニシヨモギと本土のよもぎの違いを明確に解説します。
- 沖縄県産のニシヨモギが持つ、業務用原料としての魅力をお伝えします。
- 冷凍よもぎペーストが、仕込みの工数削減にどのように貢献するかをご紹介します。
- くろねこファームの栽培と加工のこだわりをお話しします。
今日のおさらい
- ニシヨモギは沖縄で「フーチバー」と呼ばれ、香り高いのが特徴です。
- くろねこファームでは栽培期間中、農薬・化学肥料を使用せず育てています。
- 冷凍よもぎペーストは、事業者様の仕込みの手間を大きく減らすことができます。
この記事の結論
ニシヨモギは、本土のよもぎとは異なる品種で、沖縄の環境で育つことで特に香りが強く、鮮やかな色合いが特徴です。業務用原料として活用することで、商品の差別化だけでなく、生よもぎの選定・洗浄・粉砕といった煩雑な前処理工程を大幅に削減し、安定した品質のよもぎを年間を通して利用できるメリットがあります。
よもぎの仕入れで感じる課題と、ニシヨモギが解決できること
よもぎの仕入れで感じる「香りや色の課題」
和菓子や麺類に使うよもぎの香りが物足りないと感じることはありませんか。商品に「よもぎ感」を出すためには、風味の強いよもぎが求められます。
また、仕入れたよもぎの色が安定せず、商品ごとに仕上がりにばらつきが出てしまう、という声もよく耳にします。特に海外産のよもぎでは、品質の均一性を保つのが難しい場合があるかもしれません。
季節による供給の不安定さと、日々の仕込みの負担
よもぎは季節性が強く、使いたい時期に安定して手に入らないことも、事業者の方の悩みの一つです。旬の時期に大量に仕入れても、保存方法や鮮度維持に苦労し、ロスが出てしまうケースもあります。
生よもぎを使用する場合、選定・洗浄・乾燥・粉砕といった前処理には、多くの時間と人手がかかります。製麺所の方からは「十数人がかりで作業していた」というお話も伺います。この工数削減は、喫緊の課題ではないでしょうか。
産地や生産者の情報が見えない不安
「国産よもぎ」と表示されていても、具体的にどこの産地で、誰がどのように育てたのかが分からない、という不安を感じる事業者の方もいらっしゃるでしょう。商品ストーリーを語る上で、顔の見える仕入れ先は重要な要素です。沖縄県産という付加価値をつけたいと考えても、なかなか業務用で卸してくれる生産者が見つからない、という声も聞きます。
ニシヨモギとは?本土のよもぎとの違いと魅力
ニシヨモギは沖縄で「フーチバー」と呼ばれる品種です
ニシヨモギとは、キク科ヨモギ属の植物で、主に沖縄県に自生している品種です。沖縄では古くから「フーチバー」と呼ばれ、食卓に欠かせない食材として親しまれてきました。
本土で一般的に流通しているのは「カワラヨモギ」や「オオヨモギ」といった品種が多いですが、ニシヨモギはそれらとは異なる特徴を持っています。当農園のニシヨモギは、沖縄の温暖な気候と強い日差しの中で育ち、その性質が特に強く出ていると感じています。
香りの強さと鮮やかな色合いがニシヨモギの大きな特徴
ニシヨモギの最大の特徴は、その香り高さと鮮やかな色合いです。本土のよもぎに比べて香りがしっかりと立つため、和菓子や麺類、加工品に使用した際に、よもぎ本来の風味を強く感じていただけます。
色合いも鮮やかな緑色を保ちやすく、見た目の美しさも商品価値を高める要素となります。これは、当農園が収穫のタイミングと選別を丁寧に行っているためでもあります。
くろねこファームのニシヨモギ栽培とこだわり
当農園では、沖縄県糸満市の畑でニシヨモギを栽培しています。栽培期間中は農薬や化学肥料を使用していません。
年間を通して約10回を目安に収穫を行い、特に柔らかな新芽を中心に丁寧に手作業で選別しています。これにより、よもぎの持つ良い香りと色合いを最大限に引き出すよう努めています。
収穫したよもぎの約8割は、沖縄県内で地産地消されており、その質の高さが評価されています。
業務用原料としてのニシヨモギ冷凍ペーストの活用メリット
生よもぎの課題を解決する冷凍よもぎペースト
生よもぎを扱う事業者の方にとって、選定・洗浄・乾燥・粉砕といった前処理は、時間と労力がかかる大きな負担です。
当農園が提供を検討している冷凍よもぎペーストは、これらの手間を大幅に削減し、事業者様の工数削減に貢献します。すでに加工済みのペーストを使用することで、仕込みの効率化が期待できます。
ある製麺所の事業者様からは、「十数人がかりで行っていた生よもぎの選定・洗浄・乾燥・粉砕〜加工の工程を減らせるため、大幅な工数削減につながって魅力的だ」との声をいただいています。
冷凍保存で通年利用と安定した品質を実現
よもぎは季節性が強い植物ですが、冷凍よもぎペーストは約1年ほど日持ちします。これにより、使いたい時期に安定してよもぎ原料を手に入れることができ、季節を問わず商品の製造が可能です。
加工の段階で香りの出方と色合いを見ながら選別・製造しているため、一年を通して品質の安定したよもぎ原料をご利用いただけます。海外産よもぎで感じられる品質のばらつきの心配も少なくなります。
沖縄県産ニシヨモギペーストは当農園のみ(当社調べ)
現在、沖縄県産の冷凍よもぎペーストを製造しているのは、くろねこファームのみであると、当社で独自に調べています。沖縄県産・ニシヨモギという特徴を活かした商品開発をお考えの事業者の方には、貴重な仕入れ先となるでしょう。
当農園では、栽培から加工までを自社で一貫して行っているため、産地や生産者の情報が明確です。お客様の商品に「沖縄県産ニシヨモギ使用」といったストーリーを付加することも可能です。
くろねこファームと「しろねこ」の取り組み
夫婦で手がける栽培から加工・販売まで
くろねこファームは、沖縄県糸満市で夫婦二人三脚でニシヨモギの栽培から、加工、そして販売までを一貫して行っています。夫が畑の管理を、夫婦で収穫・選別・加工に携わっています。
当農園のよもぎは、一つ一つ丁寧に育てられ、お客様の元へ届くまでの全ての工程に、作り手の想いが込められています。
加工拠点「しろねこ」での商品づくり
関連事業である「しろねこ」は、くろねこファームで収穫したよもぎを使った冷凍よもぎペーストをはじめ、沖縄県産のマンゴーやパッションフルーツなどの加工品を製造する拠点です。
「しろねこ」は現在、居酒屋・惣菜販売・弁当づくりも手掛けていますが、今後は受注生産型の加工製造所の設置を検討しており、業務用原料としての加工品製造に力を入れていく方針です。店頭販売は行わない予定です。
お客様のご要望に合わせた柔軟な対応
当農園では、事業者の方のご要望に応じて、小ロットでのご相談や特注対応も可能です。例えば、アレルギー対応に関するご相談や、メニューにない依頼ベースの加工など、柔軟に対応できるよう努めています。
お客様の商品開発や新たなメニューづくりに、沖縄県産のニシヨモギをぜひご活用いただきたいと考えています。
よくある失敗と損するパターン
よくある失敗①:生よもぎの前処理に多大な時間と人件費をかけてしまう
生よもぎを大量に仕入れた際、選定・洗浄・乾燥・粉砕といった工程に、想定以上の時間や人件費がかかってしまうことがあります。特に人手不足の折、この作業は生産性を大きく低下させる要因となりかねません。結果として、よもぎを使った商品のコストが高騰したり、製造量が限られたりする可能性があります。
よくある失敗②:香りや色の安定しないよもぎ原料を選んでしまう
産地が不明確なよもぎや、品質にばらつきのある海外産よもぎを仕入れると、製品の香りや色合いがロットごとに安定しないことがあります。これにより、お客様からの信頼を損ねるだけでなく、品質管理のコスト増や、商品のブランドイメージ低下につながる恐れがあります。
よくある失敗③:季節性のために通年でよもぎ商品を展開できない
よもぎの収穫時期は限られているため、生よもぎだけを頼りにすると、通年での商品展開が難しくなります。旬の時期に仕入れたよもぎの保存に失敗したり、冷凍保存しても香りが飛んでしまったりすると、結果的に商品の販売機会を逃すことになります。
よくある質問
Q1. ニシヨモギと本土のよもぎは同じものですか?
いいえ、ニシヨモギは沖縄に自生する品種で、本土で一般的なカワラヨモギやオオヨモギとは異なる種類です。特に香り高さと鮮やかな色合いが特徴です。
Q2. くろねこファームのよもぎは農薬や化学肥料を使っていますか?
当農園では、栽培期間中、農薬や化学肥料を使用していません。沖縄県糸満市の畑で、自然に近い形で丁寧に育てています。
Q3. 冷凍よもぎペーストはどのくらい日持ちしますか?
冷凍よもぎペーストは約1年ほど日持ちします。これにより、季節を問わず、安定した品質のよもぎを通年でご利用いただけます。
Q4. 冷凍よもぎペーストを導入すると、どのような工程を減らせますか?
生よもぎの選定・洗浄・乾燥・粉砕といった、時間と手間のかかる前処理工程を大幅に削減できます。これにより、事業者様の仕込みの工数削減に貢献します。
Q5. 業務用の相談はどのように進めればよいですか?
当農園のウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。その際、「ご用途・想定数量・希望時期」をご記載いただけますとスムーズです。
Q6. 小ロットや特注でも相談できますか?
はい、事業者様のご要望に応じて、小ロットでのご相談や、アレルギー対応、メニューにない依頼ベースの特注対応なども承っております。お気軽にご相談ください。
Q7. 加工品はどこで購入できますか?
くろねこファームの加工品は、メルカリやAmazonの販売ページにてご購入いただけます。業務用原料とは異なり、一般のお客様向けの販売となります。
まとめ
- ニシヨモギは、沖縄に自生する香り高く色鮮やかなよもぎです。
- くろねこファームでは、栽培期間中農薬・化学肥料不使用でニシヨモギを育てています。
- 業務用冷凍よもぎペーストは、生よもぎの前処理工数を大幅に削減し、年間を通して安定した品質のよもぎを提供します。
- 沖縄県産ニシヨモギの冷凍ペーストはくろねこファームのみ(当社調べ)が製造しており、お客様の商品開発に独自性を加えることができます。
- 当農園は、お客様のご要望に合わせた小ロットや特注対応も可能です。
沖縄県産のニシヨモギを業務用原料としてご検討の事業者様は、ぜひ一度くろねこファームへご相談ください。お客様の商品に新たな価値と効率性をもたらすお手伝いをさせていただきます。
【BtoB・原料】お問い合わせフォーム https://kuroneko-farm.com/contact/
業務用の記事は「事業者の方へ」 https://kuroneko-farm.com/business/ を経由。
相談時は「ご用途・想定数量・希望時期」の記載を促す。
【BtoC・加工品】メルカリ・Amazonの販売ページへのリンクへ誘導。